ロンドン-東京プロパティ
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英国生活ガイド

 
06.ご入居中の注意と生活のアドバイス
1 英国の家・フラットは、100年以上前に建てられた物件が多く、お住まいになっている間にセントラルヒーティングやバスルーム、トイレ等の故障や水漏れなどが生じる場合があります。問題が生じた場合は、物件管理者に直ぐにご連絡ください。大家の許可なしに修理の手配をされますとトラブルが起こる原因となります。急な故障の対応にも安心な、弊社の管理物件を選ぶことがベストです。
2 大家、エージェントや建物管理会社(フラットの場合)が物件に必要な修理、点検の為に手配をした業者は、特別な理由がない限り入室を拒否することはできません。業者が入室できず被害が拡大した場合や再訪問が必要になった場合は、テナントの責任になりますのでご注意ください。また基本的に修理や点検にはエージェントの立ち合いは出来兼ねますので、ご了承ください。
3 入居中に物品の破損や紛失をした場合は、早めに物件管理者にお知らせください。通常は、修理費用のご負担や代替品を購入して頂く事になります。また、ご滞在中に大家または大家代理人が物品を撤去した場合、必ず撤去をした物品の写真と日付けを記録し、確認のサインを大家からもらってください。弊社にもその旨のご連絡をお願いします。
4 額やポスターなどを壁に掛ける場合は、大家の許可が必要です。(大家の許可なしに壁に穴をあけることはできません。)また、ご退去時に元に戻す義務が発生する場合がございますので、壁への装飾は極力ご遠慮ください。市販のブルータックやセロハンテープは、しみの原因になりますので、直接壁に貼り付けないでください。
5 レースのカーテンは、年に2、3回程度の洗濯が必要です。手洗い、または洗濯機の一番弱いウール用プログラムをご使用ください。
6 白い布や衣類を何度も洗濯すると、色がグレーに変色してきます。市販されている白い衣類専用の洗濯洗剤のご使用をお勧めします。また、水温と水質の関係で色落ちをすることが多いです。白とカラーの衣類は、分けて洗濯し出来るだけ低い温度設定をすると良いでしょう。
7 英国では、バルコニーや庭など物件の外に洗濯物を干すことは景観を損ねるとして禁止されています。日本とは気候が違い乾燥していますので、エアラーなどを利用し洗濯物は室内に干してください。家具に洗濯物を干すことも禁止されています。また、パラボラアンテナ等もバルコニーや屋根に無断で設置することはできません。洗濯物やアンテナ設置に関して、周辺住民やカウンシルから注意を受ける場合がありますのでご注意下さい。
8 英国の水道水には石灰分が多く含まれていますで、水周りの各所にライムスケール(石灰)がこびりつきます。水周り各所のお掃除はまめに行うようにしてください。
9 電気、ガスなどの供給会社は、大家の許可無く変更をすることはできません。供給会社を変更されたい場合は、大家から許可を受けてから行ってください。
10 英国の電圧は240ボルトと日本に比べて2.5倍も高いので、感電すると強いショックを受けます。電化製品の接続や電球の取替えをする場合は、電源を切った状態で行いましょう。日本仕様の電化製品は変圧器が必要ですが、高熱を発する機器は変圧器を使用してもショートする場合があり、物件内の電気系統を破損する場合があります。日本仕様の電化製品は使用を控えてください。
11 冬季に長期間留守にされる際は、凍結による水道管破裂を防ぐため、セントラルヒーティングは1日数時間Onにして全てのラジエターにお湯が流れるようにしてお出かけください。(温水式ラジエターの場合)
12 ボイラーの温度設定は、最大にせず60度くらいを目安としてご使用ください。設定温度が高すぎると、システム内部に石灰がこびり付き故障の原因となったり、オーバーヒートをして緊急停止する場合があります。
13 イギリスではクリスマスに節目の挨拶を行うことが多いです。クリスマス時期には大家へカードを贈ったり、ポーターやケアテイカーがいる場合は、カードやチョコレートをあげることが一般的です。入居後のトラブルを回避するには、日頃から大家やポーターとコミュニケーションをとり、よい関係を作っておくことが重要になります。
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